イヤイヤ行動、例えばスーパーでお菓子を買って欲しいと泣き叫ぶ行動一つを取ってみても、
よく考えてみると子どもに取ってはいたって自然な行動です。
そこに欲しい物が並んでいて欲しくならない方がどうにかしていますよね。
子どもには栄養価や家計の懐事情などわかりません。
そんな当たり前の気持ちですがイヤな気持ちの表現方法は色々。
イヤイヤ行動の例と注意点をご紹介します。
感情が爆発しています。
赤ちゃん時代の要求時や痛い時にくらべ、アピールするように泣き叫びます。
要求を連呼したり、言葉にならない叫び(要求の断片)を必死に伝えようとしたり、
ひたすらにイヤイヤと自身の感情を表現したりします。
上手になだめるにはまず、「どうしたのかな。つらいね。苦しいね。」と、
「子どもがいやと感じているその感情」を共有してあげることが第一で、
その後に、大人も子どもも納得できる結果へと上手に導きましょう。
» 上手なイヤイヤ対応方法はこちら
全身でいやだという気持ちを表現します。
抱っこしている、していないに関わらずその場で反り返ります。
反り返り、倒れ込みで頭を打って、痛みでますます泣きわめくという負の連鎖も珍しくありません。
倒れられないように手で支えていても感情は簡単には収まらず暴れ続けるので大変です。
そこで、あえて地面に寝転がりの状態で子どもをリリースすることで、頭を強く打つ事態だけは予防しつつ、 まずはひとしきり本人のやりたいようにやらせてあげてください。
思うように上手におもちゃで遊べない時や、遊びを中断されそうになった時に対象物を全力で投げつけます。
投げられて困るもの、ぶつけられて困るものはできるだけ遊ぶスペースから遠ざけるようにしましょう。
液晶テレビが被害に遭いやすいです…。
いやな要求を出す相手に対し手を使って拒否する気持ちを表現します。
自身が叩かれた経験がなくても本能的に行うようです。
「叩かれると痛いよ」と伝え「叩くのは止めようね。痛いのは嫌だよね。」と教えてあげましょう。
2歳児、3歳児は容赦なく噛みついてきます。
私も最初にされた時には驚きましたが珍しい行動ではないようです。
抱きしめて居る状態で肩に噛み付かれたり、注意して説明している手に噛み付いて来たり…。
子どもの力でも、噛みつきは大変危険な行動です。
同年代のお友達相手に噛み付いてしまうと取り返しのつかない事になる場合もあります。
噛みつきに対しては、子どもが「あれ? これはいつもと違うぞ」と感じるレベルで強く叱りましょう。