噛む 無視 泣く 怒る 叩く 引っ張る 2歳と3歳のイヤイヤ期NAVI

イライラしないイヤイヤ対応

まずは子どもの気持ちに共感してから!

まずは子どものイヤという気持ちに共感する

大人でも頭ごなしに上から目線で説得されてもすんなりと受け入れるのは難しいですよね。
子どもも同じです。

イヤイヤ状態になっている子どもに接するには、
1、いやだという感情を共感し、お話できる状態にする
2、子どもも大人も納得できるであろう解決策へと誘導する
の順で接します。

最初から叱りつけることは逆に遠回りになります。
いつも通りの優しい声で抱きしめながら
「XXXしたかったね。もっとXX欲しかったね」 「そっか。XXちゃんは○○するのがいやなんだね」等と親身に共感します。

しばらくそうすることで、子どもの心は落ち着き、お話を受け入れられる態勢になりますので、そこから「じゃあどうしたらいいかなぁ?」と進めて行きましょう。

子どもの雰囲気とペースにのまれないようにする

泣きわめく子どもの雰囲気に飲まれ、気づけばこちらもイライライライラ。
よくありますよね…。

しかしながら、イヤイヤにイライラで対抗しても事態が好転することはありません。
そうならないために日頃から「こう来たらこう返す!」と具体的な対応方法を考えておくのが大事です。
対応を決めておく事で、対応者による対応の違いを減らす事もできますよ!

例えば、「ハミガキをしたくない」とぐずったら
「一緒に並んでハミガキしよう。楽しいよ!」「XXXXX(好きな歌の名前)を歌いながら手をつないでハミガキ行こう!」「イチゴ味の(キャラクター名)が待ってるよ〜」 等です。

そして、その際にはいつもどおりのトーンと態度で楽しそうに接するのが大事です。
「あなたのイヤイヤなど想定内よ。ふふん」と受け入れてやってください。
また、それを実行するための心の余裕が何より大事です。

執着から気をそらせる

イヤイヤと暴れている状態は、言い換えると何かに執着している状態です。

「ねえねえ!あれなにかなぁ?あの赤いの。 面白いおもちゃかも!?」
「わあ!XXちゃんの好きなXXX(テレビ番組名)が始まったよ! 嬉しいね。一緒に見よう!」
 「あ!パトカーだ! パトカーのサイレンはどんな音だったかなぁ? 知ってる?」など楽しそうに声をかけ、 執着している物事から気をそらしてしまいます。

気をそらせる対象を変えて何度も試してみましょう。

選択させる

少し大きくなってくると、選択肢を選ばせることで、自分で決めた! となり納得してくれることも。

例えば、ハミガキがイヤだ!とイヤイヤしはじめた子どもに、「じゃあ、トイレに行ってからハミガキする? それとも、ハミガキしてからトイレにいく?」 のようにお話を持って行く等です。
結果としてはこなすことに変わりはないのですが、自分で選んだということで納得してくれます。

「お手伝い」という言い回しでサポート

まだ一人でできないことでも「自分で!」と一人でやりたがりますよね。

そんな時には、ある程度自分で挑戦させた後に「お手伝い」として手伝ってあげるとスムーズです。
我が家ではハミガキ時には「仕上げ磨き」、着替え時には「仕上げズボン引っぱり」という呼び方でお手伝いしていました。
続けているうちに自分でできるようになりましたよ。

「できたのは自分で」なんだよと子どもを褒め、手伝ってでも出来た後には、「自分でできたね。XXちゃんは偉いね。また次もがんばろうね」としっかりと褒めることで、 自立心と自尊心を育みます。
そうしてあげるためには親の気持ちと、時間の余裕が必要です。

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